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地球環境防衛軍隊長私的勤務日誌
2009年8月29日土曜日
奥の細道
ドイツ語が読めないし、離せないので、こころがすさんできたので、携えてきた『奥の細道』を読んでいました。ゆっくり、全部読むと、昔とは違った味わいがあるものです。最近、俳句に執心していて、明日のプレゼンテーションでも、パダンで作った俳句の英語版を披露します。
ドレスデン
国際産業遺産連盟(TICCIH)の国際会議に参加のため、ドイツに来ています。ミュンヘン、ベルリンと廻って、ドレスデンにいまいます。明日、プレゼンテーションで、そのため練習を繰り返し、その合間に、街の見学です。第二次世界大戦で灰燼に帰し、再建された教会などは、まるでディズニーランドのようです。いい意味ではなく、表層的で、小さな区域をちょっとでると新しい街です。もっともそれはそれでとても整っているのですが。
戦線復帰
ほぼ、2ヶ月くらい、横たわっていた、わけではないです。パダンから帰国後、大風邪を引き、そのままずるずると、ブログから遠ざかっていました。ずっと身体の調子が悪かったわけではないのですが、ブログを書くのはけっこう心の力が必要だとわかりました。今日から戦線復帰です。
2009年7月4日土曜日
ヨハネス登場
mAANを一緒に創設したヨハネスウィドド氏がやってきた。シンガポール大学で建築史を教える。風格がある。でも単に太っているだけかも。
死人に口なし
夜中のヨガがたたって、昼飯後、無性に眠気が襲った。その辺の台の上で寝ていたら、写真に撮られた。本当に死人のようだ。
yogi
夜、疲労で寝付けなく、夜中の2時ころ起きて、ゲストハウスのデッキで、こうもりが飛び交い、カエルの声が喧しい中で、1時間ほどヨガをした。朝6時半、ふたたび起こされて、ワークショップ参加の学生たちとヨガを。
2009年7月3日金曜日
工場(2)
工場は見るたびに感動する。この廃墟をどのように、雰囲気を保存しつつ、再生させるかが課題だ。
インタヴュー
ワークショップの過程は、ヴィデオで撮影している。そのインタヴュー風景。
めし
ワークショップで提供されるめし。箱に入って、ほとんどいつも同じ。10時と3時にもおやつがある。ずいぶん、太った。
カエルそれぞれ
サワルントの大きなカエル。工場の道で引かれているカエル。カエルにもそれぞれの道があるようです。
ヘビ女と熊男
では、ないです。インドから来たユニットマスターたち。
湖にて(2)
湖で一緒におよいだ、ユハラさん。今回のワークショップを仕切っているジャカルタの建築家。
湖
スマトラは火山が多く、地震地帯。昨日見学中も地震があった。火山の噴火でできた湖をサワルント見学の帰りによった。水着を持っていったので、泳いだが、なかなか気持ちよかった。
Sawahlunto(1)
パダンから70キロほどのところにある、炭鉱町サワルントに昨日行った。1893年から採掘が始まったが、90年代に斜陽となり、いまは産業遺産を観光資源としている。年間5万人が訪れるという。
苦戦
7月1日、中間発表があった。各グループが15分くらいで発表。英語の苦手な嬉野さんは苦戦。やけくそにちょっとなっていた。足の動きがそれを物語っている。今朝はヨガをやって、顔面を打った。
ユニットマスター(5)
インドネシアの建築家は5人で、それぞれがユニットを作った。エコさんは、ジョグジャの建築家。竹など、ローカルな素材で建築を作る。
ユニットマスター(4)
インドから来た4人は、二人ずつ、ユニットをつくっている。モリーと一緒なのは、デリーの都市・建築大学の教授、マツール先生。
2009年7月1日水曜日
子供たち
工場の近所に住む子供たちが、ワークショップを聞きにきた。歌をうたったり、質問したり、大学生たちの作業を見学したり、工場をめぐったりで、なかなかいい雰囲気でした。
ユニットマスター(3)
韓国、ソウルの延世大学からは、イ・サンユンさん。准教授で設計を教えている。37歳の美形。ハーバードのGSDを出て、10年間アメリカにいた。学生を6、7人連れて参加してくれた。同じ部屋だが、いびきがすごい。
ワークショップ4日目
みんな疲労が溜まっている。言葉が通じない。作業が進まない。遅くまで作業をして、疲れる。等々。でも、朝は気持ちがいい。涼しくて、みんなまだきちんとしている。
2009年6月30日火曜日
日本から
二人修士の学生を連れてきた。ワークショップの成果を本にするのだが、その編集を手伝ってもらうために。よく働いています。三人のうちの二人です。
修了書
参加者たちに終了証を出す必要がある。そこにサインをする。それが、まあ、ないとはいえ、ぼくの仕事のひとつだ。けっこう大変だけど、ね。
カエルスピーチ
ウェルカムパーティで、mAANを代表してご挨拶。長い挨拶を聞くのも、みなさん疲れるので、カエルに変身した。
力持ち
ぼくがここにいてあまり役にたたない。ユニットマスターができるわけでもなく。ただ、力だけはある、かも。重い鉄のチューブ(なんというんだろう?)を持ち上げてみた。でもやっぱり役に立つわけではない。
ユニットマスター(2)
ツトさんは、シンガポール大学の建築学科で教えている。上海の時も参加してくれた。今回は、学生なしで、単身で、パダンにきてくれた。
ユニットマスター(1)
ユニットは、全部で7つ。マスターは、インドチームが2つ。シンガポール/日本がひとつ。韓国が、ひとつ、あと3つがインドネシアの建築家。インドからは、モリーさまご一行。デリーの建築と都市大学から。学生も二人。
パダンセメント工場
1910年にオランダ人によって設立されたパダンセメント工場は、来年で100年を迎える。その最初期のものを保存し、再生しようというのがmAANの企画だ。上海のワークショップのウェブを見た、セメント会社の広報顧問のアンドレ氏からの要請で始まった。実際来て見ると、それはすごい規模だ。
この雰囲気
朽ち果ててはいるけれど、大きな空間。そこでおこなわれるざわざわしたワークショップ。工場を再生して、東南アジア一の工業遺産博物館にするという夢に向かっている。湿気、暑さ、埃。そんなものが好きだ。
2009年6月29日月曜日
登昆艶氏
会場についたら、ちょうど、上海の建築家登氏が講演を始めていた。ワークショップの参加者は、80人。インドネシア、インド、マレーシア、韓国、日本。5年前の上海ワークショップを思い出す。
padang
インドネシアのスマトラ島のインド洋側にあるパダンという小さな町で、6月28日から開催されるmAANのワークショップに出かけた。ジャカルタで一泊して、パダンに飛んだ。空港を出たら、歓迎の大きな幕が掲げられていた。
2009年6月26日金曜日
新しい名刺
金沢の中山ゲロ子さんが、とてもすてきな名刺をデザインしてくれた。地球環境防衛軍のオフィシャルカラー、緑を基調に、むらまつ博士の絵も入れてくれた。表裏カラーで、100枚、1200円。安い。デザイン料は、安くはないが、お買い得です。みなさん、ご注文のあるかたは、私まで。
風にも負けず
風洞からの風は、すごい。そんな強風にも、負けず、そんなひとに、私はなりたい。
風洞
中には巨大な風洞がある。もとは、航空研究所だったらしく、ここでゼロ戦の風洞実験をしたとか。木製の風洞は、実に巨大だ。
生研探検
生研の建物の古いのは、1930年くらいに建てられた。その中には、まだまだ、いいものがある。内田祥三設計の表現主義が基調だ。今回は、生研一号館の見学をした。
アカンサス
一号館の前の植物を指して、石川先生に何かを聞かれた。植物にも、疎いので答えられなかった。実に、ギリシアのオーダーに使われるアカンサスでした。建築学科の前に生えている訳だ。無知をさらけ出してしまった。とほほほほ。
石川先生さまご一行
スタジオの成績をつけて、一号館から出てきたら、都市工学科の石川先生が、3年生をつれて、キャンパス内の樹木の見学をしていた。初夏のいい天気で、気持ちよさそうだった。
オタクたち
伊藤くんのは、オタクの殿堂だった。よく最後までがんばったが、設計の質を上げてほしい。他の学生たちも最後までがんばった。打ち上げにまたあいましょう。
タウンプランナーズ
嬉野さんは、ゲームを作った。タウンプランナーズというゲームで、盤、カードなど、とてもきれいだ。面白いかどうかは別物だが。
一番は、
でも、一番は、修士の篠原くんでした。よくがんばって、才能もある。この才能を伸ばしていってください。東京オリンピックが開催されない場合の東京湾をどのように変えていくかが、スタジオの課題で、篠原くんはとても美しく解いています。
2009年6月25日木曜日
設計スタジオ、推薦きまる
4月から始まった、修士と学部4年生の設計スタジオの作品が出揃った。むらまつ・のぐちスタジオの推薦は、「夢の夢の島」の李さんに決まった。図面の密度をあと数日で高めて、2次の発表に挑んでください。
2009年6月14日日曜日
本能寺のカエル
アパートに帰る途中に本能寺があったので、カエルの香炉を見たいと思った。が、時間もないので、入り口にあった絵葉書でがまんした。信長が殺される前に、危険を察知して、鳴いたとか。いいカエルだ。欲しいなあ。今度ゆっくり見に行こう。
無隣庵
近代美術館に行ったついでに、近くにある山形有朋の別荘、無隣庵にいった。1894年から6年にかけて小川治兵衛によってつくられた。水と樹木に満ちて、遠くに東山が見える。ただ、石の置き方があまりよくないのではないかなあ。
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自己紹介
カエル博士
研究所と大学で建築の歴史、都市の歴史を研究しています。東京から京都に移り、地球環境を守る任務についたことを契機に、ブログを始めました。地球環境防衛軍隊長として、そして、都市研究者として、京都を観察したいと思っています。
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